梶 裕子
B5変形判 128頁 2800円+税
光村推古書院
2020(令和2)年5月30日初版
2024(令和6)年5月9日初版2刷
◉目次
はじめに
福嶋昭治(源氏物語研究家)
第一章 かがやき
第一巻 桐壺/第二巻 箒木/第三巻 空蝉/第四巻 夕顔/第五巻 若紫/第六巻 末摘花 /第七巻 紅葉賀/第八巻 花宴/第九巻 葵/第十巻 賢木/第十一巻 花散里/第十二巻 須磨/第十三巻 明石/第十四巻 澪標/第十五巻 蓬生/第十六巻 関屋/第十七巻 絵合/
第十八巻 松風/第十九巻 薄雲/第二十巻 朝顔/第二十一巻 少女/第二十二巻 玉鬘/第二十三巻 初音/第二十四巻 胡蝶/第二十五巻 螢/第二十六巻 常夏/第二十七巻 篝火/第二十八巻 野分/第二十九巻 御幸/第三十巻 藤袴/第三十一巻 真木柱/第三十二巻 梅枝/番外編 実習/第三十三巻 藤裏葉その一/第三十三巻 藤裏葉その二
第二章 ゆずりは
第三十四巻 若菜上その一/第三十四巻 若菜上その二/第三十四巻 若菜上その三/第三十四巻 若菜上その四/第三十五巻 若菜下その一/第三十五巻 若菜下その二/第三十五巻 若菜下その三/第三十六巻 柏木その一/第三十六巻 柏木その二/第三十七巻 横笛/第三十八巻 鈴虫/第三十九巻 夕霧/第四十巻 御法/第四十一巻 幻
第三章 宇治十帖
第四十二巻 匂宮/第四十三巻 紅梅/第四十四巻 竹河/第四十五巻 橋姫その一/第四十五巻 橋姫その二/第四十六巻 椎本その一/第四十六巻 椎本その二/第四十七巻 総角その一/第四十七巻 総角その二/第四十七巻 総角その三/第四十八巻 早蕨/第四十九巻 宿木その一/第四十九巻 宿木その二/第四十九巻 宿木その三/第五十巻 東屋その一/第五十巻 東屋その二/第五十一巻 浮舟その一/第五十一巻 浮舟その二/第五十二巻 蜻蛉/第五十三巻 手習その一/第五十三巻 手習その二/第五十三巻 手習その三/第五十三巻 手習その四/第五十四巻 夢の浮橋
本書に登場する聚洸の上生菓子の生地と材料
源氏物語の人物相関図
あとがきにかえて
梶 裕子(うつわや あ花音・主人)× 高家裕典(御菓子司 聚洸・主人)
◉詳細
平安時代から今に至るまでいろいろな人たちによって『源氏物語』は訳されています。代表的なものだけでも、与謝野晶子、谷崎潤一郎、円地文子、田辺聖子、橋本治、瀬戸内寂聴、林望、角田光代の訳などがあります。錚々たる顔触れです。いかに『源氏物語』が多くの作家をインスパイアし、訳してみたいと思わせる物語だという証左でしょうか。
この本の著者は、京都「紫香の集い」という『源氏物語』の勉強会を主宰する梶裕子さんです。梶さんは南禅寺門前で「うつわや あ花音」というお店を開いて35年になりますが、ご主人の経営する京都・新門前にある「梶古美術」の2階を使い、この勉強会を開いています。(1st version:2014年10月〜2020年12月、現在は2nd version:2024年4月〜)この勉強会は、『源氏物語』の研究家である福嶋昭治先生(園田学園女子大学名誉教授)による解説が洒脱で面白いと評判なのですが、残念ながら現在では参加希望者多数で新規参加は出来ないそうです。その勉強会が始まる前に、当日のテーマに合わせて作られる聚洸さんのお菓子とお抹茶が供されるのですが、そのお菓子が美しくとても美味しいと評判になりました。そこで光村推古書院から、2020年5月、『御菓子司 聚洸の源氏物語』として書籍化することになりました。
帯にありますが「うつわと和菓子と源氏物語 1冊で3倍楽しめる! こんな本、ありそうでなかった!」という文言はまさにその通り、というお言葉を何人もの方からいただきました。梶さんの眼で選ばれた作家モノの器や魯山人、古伊万里や天啓赤絵などの古器に、聚洸主人の高家裕典さんが作る宝石のように美しいお菓子がぴたりと収まる写真はとても美しい。写真は岡森大輔さん。器はもちろんですが、素材の質感を上手に引き出しています。『源氏物語』を読みながらこの写真を見たり、聚洸さんのお菓子を頂きながら『源氏物語』を読むなど、いろいろな楽しみ方が出来る一冊です。






